


ゴールドサミット溶接は、1979年に西ドイツより導入された溶接方法で、酸化鉄の薄片(スケール)とアルミニウム粉末との科学反応で生じた溶鋼を、あらかじめレール縦目に組み立てたモールド内に注入して接合する方法です。
新幹線、在来線にておおいに活用されています。 |



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短時間で、迅速に現地2次・3次溶接が出来ます。
使用機材が簡便、軽量であるため機動性に富み、溶接時間も短いことから現地での溶接に適した溶接法です。 |
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敷設されたレールのまま溶接できます。
エンクローズアーク溶接と同様に、溶接されたレールが短くなることがないため、敷設されたレールをそのまま溶接できます。 |
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溶接継手品質が均一です。
化学反応を利用した溶接方法のため比較的、溶接技術者の熟練した技術に頼らずに均一な品質が得られます。 |
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・基地溶接(1次)
・現地配列溶接(2次)
・分岐器等軌道上レールの溶接(3次)
・クレーンレール、産業用軌道のレール溶接 |
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(1)モールドの組み立て |
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(2)砂詰め |
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(3)溶剤の装てん |
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(4)予熱作業 |
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(5)テルミット反応 |
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(6)余盛部の押抜き |
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(7)溶接部外観 |
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(8)荒削り作業 |
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(9)カラーチェック赤 |
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(10)カラーチェック白 |
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(11)磁粉探傷検査 |
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(12)仕上げ作業 |
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(13)レール頭頂面検査 |
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(14)超音波探傷検査 |
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(15)硬度測定 |
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