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溶接手法
ガス圧接法 エンクローズアーク溶接法 ゴールドサミット溶接法 レール矯正・削正

ガス圧接法

洗浄された2本のレール両端部を突き合わせ、これに横方向に圧縮力を加えながら接合部を酸素・アセチレン炎により加熱して軟化させ、加圧しながら接合する方法です。
また、緊張ガス圧接ではレール緊張機とガス圧接機を連動させてコンピューターにより軌道上のレール軸力を制御して、レール設定替えを不要にした施工方法です。新幹線、在来線にておおいに活用されています。(右写真:緊張機デジプレッシャー)

特徴

溶接継手品質が優れています。
レール加熱温度を1200℃〜1300℃の抑えて接合するため、接合部の強度が母材レールに極めて近く強い特性があります。
1次〜3次溶接まで広く適用できます。
使用機材が比較的簡易で、機動性に富むことから、1次溶接、2次溶接及び3次溶接まで幅広く応用することができます。
低コスト・短時間で施工できます。
1口あたりの材料費が安く、且つ溶接時間も短い利点があります。
※熱処理レール(HH340レール、HH370レール)の場合、圧接後再加熱しその部分に衝風冷却を施します。

施工例

・基地溶接(1次)
・現地配列溶接(2次)
・軌道上ガス圧接・緊張ガス圧接(3次)
(1)端面研削
(2)スコヤによる直角平面性の確認
(3)洗浄

(4)芯だし
(5)圧接
(6)圧接部アップ

(7)圧接部アップ
(8)余盛部の押抜き
(9)溶接部外観

(10)曲がりの熱間矯正(縦ジン)
(11)曲がりの熱間矯正(横ジン)
(12)焼き入れ

(13)HHレールの衝風冷却
(14)棒グラインダー研削
(15)カラーチェック赤

(16)カラーチェック白
(17)磁粉探傷検査
(18)仕上げ作業

(19)レール頭頂面検査
(20)超音波探傷検査
(21)硬度測定